回収不能金1.3兆円

国民が支払う公的年金の保険料や税金のうち、政府が徴収をあきらめて回収不能になった金額が年間およそ1.3兆円に及ぶのだそうです。

 

この中で、国民年金が6割を占めているとのことです。

 

公的年金は、働いて収入が得られなくなる老後の生活費の柱となる重要な制度ですし、政府は年金や税金の不公平性を高め、財政悪化にもつながりかねないとして徴収を強化するのだそうです。

 

国民年金と厚生年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2015年度の運用損益は、赤字幅が5兆円を上回る見通しが強まっており、ますます今後の日本が心配になってしまいます。

 

4月1日からは、国民年金の支給額がほぼ据え置きの割には、保険料は上がりますし、なんだか生きにくい日本になってきましたね。